ル・マン24時間レース! その2



24時間を無事完走!

出場したiracingル・マン24時間耐久レースでは見事24時間を走りきり見事完走いたしました。

エントリー時は出場者が多すぎてサーバの混雑でレースになかなか入れなかったりとなんだかんだありましたが、そんな問題もクリアしてレースはスタート。

我チームも私自身も流石にノートラブルという訳にも行きませんでしたが、チームメンバー4人でなんとか力を合わせて24時間を走りきり完走!
12位というポジションをゲットしました。

 

SOF3500(レーティング)の世界は凄い!

まあ、今回いろいろあって様々なことを学んだのですが、自分的には一番の衝撃はSOF3500の世界は凄かったということ。。。

耐久レースでどのスプリットに自分たちのチームがエントリーされるは最初にエントリーしていたドライバーのireatingの平均値で決まるそうです。
なるべく上のスプリットの方がクラッシュも少なく安全だろうとの事で、我がチームはメンバーでもっともレーティングの高い人(irating  5000)が最初にサーバーに入って、他の人は皆スプリットが決まった後から入るという作戦でエントリーをしました。
そこまでレーティングの高いレースではなく少しレベルを下げて、上位を狙うという手もありますが、24時間も走る訳なので、とにかくトラブルを減らして完走を目指し、完走したらきっと良い所にいるだろうとの作戦です。

結果、38もあるスプリットの上から3番目という非常にレベルの高いスプリットでレースをする事となったのですが、出場している選手の中には、あの元F1ドライバーで日本のGT選手権でも走っているコバライネン選手がいたりと流石に出場ドライバーのレベルは高く、とにかくいろいろと勉強になりました。

(ちなみに、各レース約60台で1チーム平均4人くらいは出場しているはずなので、ひとつのスプリットで200人以上! 全部のレース合わせたら数千人!が同時にこのレースをしていた訳です。)

irating が低いと・・・

私はいつもちゃんと練習もせず軽い気持ちでいろんなレースに出てしまい、良い結果も残らずに再挑戦もしないでやめてしまったりする事が多いので、レーティングは1800から2500くらいの間をうろうろしていて、なかなかそこから脱しません。
そのレベルで出場するレースは当然そのレベルのドライバーしか集まらず、スプリントだろうが耐久だろうが、スタートから(場合によってはスタート前のローリングから)あちこちでぶつかって、クラッシュする車がいたり、またマナーも悪く 「You’re idiot!」「you’re trash drive!」などと叫んだりチャットしているプレイヤーがいて、ここは地獄かと思う事もしばしばあります。

先日もあるレースでひたすら「let me go !  let me go!」 と大声で叫びながら走る人がいて、私は無線の音量を0にしてレースを続けたのですが、今回のこのSOF3500の世界にはそんな人いません。。

 

上の世界は違う・・・

60台近くの車が一斉にスタートしても、何処でもクラッシュしたり飛び出したりする車はいなく、またクレームをしたり罵り合ったりするドライバーもいません。

ほとんどみんなミスすること無く、ハイペースで淡々とレースが進んで行くだけなのです。

みんな抜くのも抜かれるのも上手いので、レース自体が早送りで進んでいるような感じです。

上位クラスの車は下のクラスの車を抜く時も上手く抜いていきますし強引にかぶせてくるような車もいません。

GTEクラスの私達は無理にアクセルを抜いて上位クラスに譲る必要もありませんし、速いクラスの車も後ろから来ていることを知らせるためにパッシングする以外は無駄にパッシングを続けて威圧してくるような事もありません。

もちろん私が知っているもっとレーティングの低いレースだったらこの様に事は簡単には行きません。
「あー、いままで自分がいた世界はかなり下の世界。。 言うなれば地獄だったんだな。。」と思い知らされたのでした。。

iracingをやるといつも思います。 住む世界のレイヤー構造は実社会と似ているなと。 
まわりは変わらない。 今の世界が嫌だったら自分がステップアップして上の世界に行くしか無いのです。。。

結論としては、「iracingのレーティングはちゃんと上げて上のレベルでレースしないといけないんだなー」 と反省したのでした。

まあ、そんなミス無く進むレースは逆に自分が運転した時のミスで乱してしまいチームにも他のプレイヤーにも迷惑をかけてしまったら申し訳ないので、逆にド緊張して走ることになり結構辛かったのですが、幸いそこまで大きなミスはせず24時間中7時間という自分が担当するスティントを無事走ることが出来、そして私以外のチームメンバーの活躍があったおかげで(私はほぼ活躍しておりません。。<m(__)m>)24時間という長丁場のレースを無事12位で終えることが出来ました。

いやー、正直辛かったけど、終わってみれば本当に楽しく良い経験。

何よりもお誘い頂いたFlat Six Racingチームの方々には本当に感謝です。

ありがとうございました。

 

 

Flat Six Racing は最後の2.5スティントを連続で走った @kony5586 さんの活躍で110号車との死闘を制してクラス12位でフィニッシュ!

 

 

 

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